高知県東部を走ってきた。

2010/4/29のtwitterで、

smart.fmで学習終了。これから、ネットはあるけどADSL。ケータイはつながるけれど常時アンテナ一本な場所へ出かける準備します。やんなきゃいけないこと。1.荷物の整理&発送 2.自転車の手入れ 3.携帯する荷物の選定&準備 時間は一時間…えっ?

とつぶやいたけれども、当然十分な準備も片付けもできるはずがなく、20:30東京発の岡山行き新幹線に飛び乗った。新大阪より西へ行く新幹線はこれが最終だ。


23:30 新神戸駅に到着した。ここで、自転車を組み立てる。下の道路への降り方が分からず少々手間取った。
ブレーキの調子も少し悪いことに気付いたが、正直どうしようもない。
新神戸駅前の大きい道路をまっすぐ進むと、阪急とJRの高架にあたる。JRのガードに沿って、西に進むと三宮の駅前になる。
23:45 神戸港のジャンボフェリー乗り場に到着。三ノ宮駅前の大通りをまっすぐ進むとフェリー乗り場がある。看板が出ているのですぐに分かった。
 

5:00 高松港に到着。せっかくなので、志度まで自転車で走ることにする。屋島近くのガストで朝食および30分弱の休憩をとった。
 

屋島の全景を撮影しようとしたけれど無理だったでござる。
 

左がJRの讃岐牟礼駅。右がコトデンの八栗新道駅
7:30ぐらいに志度駅に到着した。ここで、自転車をたたんで、甲浦まで特急&各駅を乗り継いでいく。
 

牟岐で各駅停車に乗り換える。
 

さらに、海部から阿佐海岸鉄道に乗り換え、終点の甲浦駅で下車する。
阿佐海岸鉄道には20名ほどの人が乗っていたが、どうもみんな鉄道ファンっぽい。
 

11:45 甲浦着。しばらくすると、高知東部交通のバスが来てた。自分はこれから自転車で室戸岬に向かうので、バスは見送り、しばらく休む。甲浦の駅で、売店のおばちゃんと雑談した。携帯電話も充電した。
 
12:30 甲浦駅を出発した。東洋町の役場の前を通り過ぎ、野根の集落を過ぎると、ほんとに人気がなくなった。右手に山。左手に海。以上。そんな風景が延々とつづく。津波が来たら逃げ場所がねぇな。そんなことを考えながら走った。
コンビニがないことは覚悟していたが、自動販売機すら見当たらない。夏は要注意だなと思った。
時々、車に追い越される。
  

室戸市に入った。
 


風景は変わらず。
 

2kmほど走って、やっと人気のある集落に辿り着く。自動販売機でジュースを二本買った。
一本はその場で飲み干し、もう一本は予備にする。
 

途中で見かけた貨車の廃車体。
 

14:30 佐喜浜の集落の近くの軽食屋でうどんを注文する。500円也。
 

室戸岬はまだまだ先。
 

夫婦岩の傍を通り過ぎる。
 

再び人気がなくなった。
 

椎名漁港。
 
この辺りから、写真を撮る気力がなくなる。というか、いちいちポケットから取り出して、ボタンを押すのがめんどくさくなる。
途中ちまちまと食事と休憩をとる。
 

16:00に、灌頂ヶ浜に到着。
 

この岩の向こうが室戸岬なんだなーと思いつつも、道がないので先に進むことを断念する。
 

奈半利までまだ28kmもあるんだってさ!絶望した!
 
というわけで、途中でギブアップ。適当なところで自転車を解体し、バスに乗り込みました。
奈半利まではバス利用。奈半利から先はごめん・なはり線で高知まで出て、そこからJRで田舎に帰りました。
 
今回の旅行の反省点としては、事前に路線バスでの自転車持ち込みについて確認しておくこと。
やーでも面白かった。特に、野根〜佐喜浜間の海と山しか見えないところを走るのが非常に気持ち良かった!
今度行く時はもう少し時間に余裕を持って、海岸に降りてみたいなーと思った次第。
もっと余裕があれば室戸の風力発電所や、馬路村にも行ってこうかなぁ…