携帯をN駅まで取りに行った。

結局、名古屋までとりに行きました。行きの手段はながら+18きっぷです。
一週間ほど前に、友人数人で伊勢に行くときにもながらは使いました。そのときは、これが最後のながら乗車かーと感慨に浸っていましたが、まさか、また乗ることになろうとは。
しかも、コンパートメント席でした。
乗車した感想・・・うん。コンパートメントでは寝れない。以上です。

無事、名古屋に着きまして、携帯は無事取り戻せました。
きっぷ売り場の担当の方が少し笑っていたのは、きっと、気のせい。

で、問題はこっからなんですが、ただ単に東海道を戻るだけじゃ面白くない。
このとき、頭の中には二つのルートがありました。
ひとつは、天竜浜名湖鉄道遠州鉄道静岡鉄道など、静岡県私鉄を乗りつぶす案。
もひとつは、武豊線名鉄海上観光船三河湾を渡り、豊橋鉄道を乗りつぶす案。
駅ターミナルのなかを歩きながらぼんやり考えましたが、なかなか結論は出ません。
どっちの案をとるにしろ、東へ向かうことには変わりないので、とりあえず大府まで向かいました。

大府で、なんとなく武豊線へ。終点、武豊で降りたら、なんとなく5分ほど歩いて名鉄知多武豊駅へ。
知多武豊駅で290円の切符を買ったら、所持金が100円を切るという状況になってしまったんですが、まぁ、どこに行っても郵便局はあるだろうと考え、特に気にはしませんでした。終点の河和駅に着いたのは8時半ほど。まだ郵便局が開くのにはちょっと早すぎます。駅の柱に張ってある時刻表を見ます。伊良湖岬まで行く便は、10:15、14:15、15:15の三便だけ。さすがに、14:15分の便を待つつもりはねぇなー。10:15分の便に乗りたいなー欲をかけば、その一本手前の便に乗って、途中の島で降りたいなー9:10の便に乗るしか選択肢がねーなー、郵便局にはよれねーなーと考えた結果、手数料が惜しかったのですが東京三菱UFJのATMでお金を降ろしました。

河和港から名鉄海上観光船に乗り、日間賀島へ。日間賀東港に降り立つと、タコのモニュメントが歓迎してくれました。
港から見えたのは、どこかの陸地の煙突と5基の風力発電所の風車。あれはどこだろう?と、不思議に思ったんですが、後々明らかになります。
乗船予定の船の出発時刻は10:35。伊良湖岬に行く高速船の出発する西港までは、歩いて15分と教えてもらいました。45分もあれば、島を一周できるでしょう。時間は一時間ほどあるので、途中日間賀島の資料館にでも寄ってみる事にしました。こういう、小さな資料館を訪問するのが結構楽しかったりします。
日間賀島資料館は、入場無料・水曜休館。窓口は、観光協会の受付もかねているようです。スタンプがいくつか置いてあります。展示スペースはきわめて小さく、10畳くらい?漁具や船の模型などが置いてありました。一番興味を引いたのがカンテラでしょうか。結構好みのデザインです。あとは、船。時代によって形状が変遷してきたことが説明されていました。写真のキャプションには、「これらの船は日間賀島に生えていた樹木で造られた」旨の説明がありました。また、木造船は今では造られていないとの説明もありました。
 いくつか興味あるものの写真を撮った後、資料館を出て、西港のほうに歩いていました。でふと気がつきます。俺、この島に上陸してから、船に使えるような太さの樹木って見たっけ・・・?船が造られなくなったのはもしかして・・・と考えたのですが、確かめるすべはありません。
 西港から高速船に乗り、伊良湖港へ。伊良湖港の近くにある軽食屋で遅い昼食を食べました。レンタサイクルの表示もあったで興味がわいたけど、乗り捨てができない点が残念。伊良湖岬で借りて、海岸沿いをサイクリングし、田原市内で乗り捨てできたらいいのに、と思いました。
伊良湖から豊橋までのバス−鉄道乗り継ぎ割引き乗車券を購入。11:30発のバスに乗車しました。
非常にいい天気。バスの中は暖かくて、まどろむのに最適でした。窓の外は菜の花。
 ぼんやりと窓の外を眺めていると目に入ったのはあの風力発電所日間賀島の港から見えたのはあれだったんだ・・・と気づく。そして、日間賀島渥美半島は近いんだなぁと実感した次第。
 豊橋着後。駅ビルの中をぶらりと歩き、新所原へ移動。郵便局によったことが原因で、新所原天浜線列車を乗り逃がす。駅のホームで一時間待ち。そうそう、天竜二俣の駅でこんなの見ました。駅構内に設置された、本物のレールを使った遊具です。自分が子供だとしたら、毎日通うのにと思いました。いいなぁ、誰が作ったんだろ。発案したのが天浜の職員さんだとしたら、いい仕事をしたと思います。


掛川東海道線に乗り換え。あとはひたすら東京方面へ移動。ずっと寝てました。家に帰ったのは23時ごろ。